2015年2月1日。
厚木市民ならこの日が何の日か即答できなければなりません。
そう、2015年2月1日は厚木市制60周年記念日!
街はお祭りムードかと思いきや、何の変哲もない日曜日。
アミューあつぎの前も人はまばらでした。
ちなみにこの厚木市制60周年記念のキャッチフレーズは
「げんき!きらめき!だいすき!あつぎ60」
このキャッチフレーズ、小学校5年生が考えたそうです。
さすが厚木の小学生は優秀です。「厚木は子育て支援制度も充実しててだいすき!」といった気持ちが込められているにちがいありません。「げんき」という単語も「市長が元気HASSINとか言ってるからここは入れといた方がいいな」という大人顔負けの配慮すら感じられます。皆さん、厚木の未来は明るいです!
そんな2月1日に市制60周年記念とはまったく関係のないイベント、今回で3回目となるあつぎ寿ファーマーマーケットに行ってきました。
イベント開始の13時から遅れること1時間、会場の相模屋に到着。
あれ?トマトがあんまりない。
まさか、もしや、、。
売り切れてる?
そう、このイベント「おいしいものが安く買えるので早く行かないと無くなっちゃう」という心理から、スタートの13時合わせで来る人が多いようです。
しかも今回はあのガイアの夜明けにも出た、辻ファームのトマト。着いた時にはもう品薄状態でした。
トマトは品薄でしたが厚木の海原雄山として今回のイベントをレポートさせていただきたいと思います。以下、会話形式でお楽しみ下さい。
雄山:「ほほ〜、なにやら人だかりがあるな」
辻さん:「いらっしゃい」
雄山:「このトマト、一つ試食してもかまわぬか?」
辻さん:「どうぞ」
雄山:「む、このトマト。なんという上品な甘味だ。私がOKストアで買ったどのトマトとも味がちがう、、。」
雄山:「店主、このトマトどうやって作っているのだ?」
辻さん:「はい、このトマトは、、(トマトの作り方はこちらの記事を参照)」
雄山:「なるほど、このようなトマトがあるなら日本も安泰だ。時にこちらにあるものは?」
辻さん:「ドライトマトです」
雄山:「味をみてもかまわぬか?」
辻さん:「どうぞ」
雄山:「おい、店主。このドライトマト、トマトをただ乾燥させたものではないな!イオンの客は騙せてもこの私の舌は騙せんぞ!!」
辻さん:「いえ、トマトをただ乾燥させただけのものです」
雄山:「な、なにぃぃぃ、ただの乾燥したトマトがこれだけ複雑な味わいを醸し出すというのか!」
辻さん:「はい」
雄山:「店主、このドライトマトあるだけ全部くれ」
辻さん:「すいません、売り切れました」
ちーん。
会話形式終了。
もう一つの目玉、安納芋の焼き芋をつくる辻さん、炭火です。この日は気温が低くなかなか焼けてこないといったハプニングもありました。「電気で焼いちゃえば簡単だけど風情がないですからね〜」と。
焼けぬなら、焼けるまで待とう、ホトトギス。と相模屋へピットイン。
飲み物はもちろん辻さんのトマトを使ったトマトサワー。こちら至高のメニューに入れておきます。
このイベントのために「ル・フルラージュ」が辻さんのトマトを使ってつくったパンも無事ゲット。
まだ焼く前の安納芋。
そして、焼きあがった安納芋。ものすごい美味しさでした。
辻さん曰く、今年は安納芋よりも実は紅はるかの方が甘くて美味しくできたのだとか。「来年は食べ比べなんて出来るといいですねー」と嬉しいことをおっしゃってました。
総評
よく野菜に顔写真が付いていて「生産者の顔が見える野菜」みたいなのがありますが、生産者の顔が見えるっていうのはこうやって「実際に作ってる人から話を聞けるってことなんだなぁ〜」としみじみ思いました。
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