厚木のみなさま、お元気でしょうか?
私はあつくて頭がぼーっとします。
こんなに暑くては正気を失ってしまいそうです。
このままではカミュの小説にあるように人を殺害し、動機について「太陽のせい」などと口走ってしまうに違いありません。
そうなる前に、誰か私をハバナに連れてって。
と、嘆いたところで誰も連れて行ってくれるはずはありません。もし連れてくれる人がいたならばそれは誘拐に違いありません。
なので自分で行くことにしました、アマーロに。
土曜の3時、開店時間ぴったりに駆け込み「マスター、モヒートを、さもないと人を殺めてしまいそう」と告げると、マスターは外へ行きハーブを採ってきてくれました。
このハーブ、イエルバブエナ(hierba buena)と言い「良い草」という意味なのだそうです。そして本場のモヒートはこれを使うそう。ミントよりも香りが強いのに味はまろやか、という効能があるそうで、マスターがハーブをささっと振ると、さわやかな良い香りが店内を駆け巡りました。
いつのまにかモヒートのための役者はすべてそろっています。写真を撮る時は撮ってもよいか聞きましょうね。
暑さを吹っ飛ばしてくれそうなライム。
主役のイエルバブエナ。
もはやここはアツギではなくハバナ。
仕上げに魔法のシェイク。
こ、これぞ待ち望んでいたホンモノのモヒート。
この素晴らしいモヒートを飲み終え「ありがとう、マスター、これで人を殺めずに済みました」心の中で私はそうつぶやきました。
みなさんもこの夏の暑さで頭がやられそうになってしまったら、モヒートでリフレッシュしてはいかがでしょうか。もちろん「マスター、モヒートを、さもないと人を殺めてしまいそう」などとは言わずに「あつぎーくにのってたあのモヒートを」と伝えていただけるとうれしいです。土・日・祝日は15:00から営業しているので明るいうちから一杯たしなむのに最適です。
「あつぎの夏は本場みたいなモヒートで」への1件のフィードバック